泡立ちのメカニズム

みなさん、こんにちは!ところで、みなさんは泡ってなんだと思いますか?(唐突)

食器洗い洗剤をつけたスポンジを握って出てきたり、洗濯機の水面に浮かんでいたりと、生活のいろいろな場面で見かけます。よく観察してみると、泡は水の薄い膜が空気を包み込んだ状態であることに気づきます。

ただの水を泡立てようとしても、全然泡立ちませんよね?なんででしょうか?

水の表面には表面張力という、表面積を小さくしようとする力が働きます。この力によって泡の膜を構成する水同士が互いに引っ張り合うことですぐに泡が消えるのです。

水に洗剤などの界面活性剤を加えると、表面張力が小さくなります。水は表面積を小さくしようとする力が弱まることで表面積が大きい状態、つまり泡のある状態を保ちやすくなります。なので、界面活性剤を入れると泡立ちやすくなるのです。